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「絆を尊ぶ」思いをオレンジ色に。

「初めから、絆はありません。
絆を尊ぶ気持ちが大切です。」

福島県外避難者

篠原　美陽子

人は一人では生きられない
避難生活者数 １９８，５１３人
※仮設住宅、民間・公営住宅、避難所、知人宅等の合算
2015年8月13日　復興庁発表
東京都文京区民　２０９，７１２人
2015年9月1日現在の世帯数と人口

福島県の県旗は

愛と希望を表す「あかみだいだい」から、

 

橙色、オレンジ色は、ひとの温かさを感じさせる色。

 

混乱に陥った人々が集まった避難所は、

「決して美談ばかりではなかった」と、

埼玉県へ避難されている篠原美陽子さんは教えてくれました。

 

気仙沼市から避難所生活について講演してくださった

小野田美恵子さんも、「備えておいたおもちゃやお菓子を、自分たちだけが出すわけにもいかず、袋は開けずじまいだった」と話されました。

 

南相馬市の梅田和子さんも、

「まさか自分にこんな災害がふりかかるとは全く想像も

していなかった。」と。

 

３．１１が残した宿題は、

被災地だけの課題だと、見て見ぬ振りができますか？

歴史学者　磯田道史

「現在は”災後”ではなく、”災間”です。」
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